日本が中国を侵略して約70年が過ぎ、今では両国は深い友好を結ぶ時代になりました。それでも、かつて日本軍が中国でどんなことをしたか知っておくことは決して悪いことではありません。
このサイトを「平和」に捧げたいと思います。
福島県の会津若松で編成された歩兵第六十五連隊が中国大陸に侵攻したのは1937(昭和12)年です。上海から南京に入り、捕虜を捕らえ、2日間にわたって殺害にも関与したと言われています。いわゆる南京大虐殺と呼ばれるものの中でも最大規模の事件でした。
その時福島県出身の兵士たちはどのような行動を取り、どんな光景を見たのか、そして胸に去来したものは――。六十五連隊の元兵士たちを県内各地に訪ね歩き、その貴重な証言をもとに「現場」を再現、六十五連隊の軌跡にも迫りました。